MENU

歌が上手い人の共通点とは?歌唱力アップの秘訣を徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

“同じように歌ってるのに何が違うんだろう…”

歌が上手くなりたくて必死に練習していても、上手い人と何が違うのかがわからない、という人はいませんか?

歌が上手いと一言で言っても、その中身はかなり複雑なものです。プロがやっている技術の何が凄いのかは、ただ練習しているだけでは理解できません。

ということで今回は、歌が上手くなりたいと思っている人向けに、歌が上手い人の特徴や、家でもできる歌唱力アップに繋がる練習方法を解説していきます!

この記事を書いた人

芝居を始めて15年。俳優、声優、アイドル、イベントMC、ナレーター、と人前に出る仕事をほぼ一通り経験してきた女。「喉を壊したら死んだも同然」をスローガンとして掲げ、日々喉ケアに囚われている。現在もどこかで役者をしているらしい。

目次

歌が上手い人に共通する5つの特徴

上手い人の歌を聞くと「個性的」「声がいい」など、何か特別なものを持っているように感じますよね?

ですが、歌が上手い人はそれだけではないのです。
個性的で声がいい人はたくさんいます。極論、人類はみんな違う声を持っているので、全て個性なはずなのです。

じゃあ歌が上手い人のなにが、特別なものを持っているように感じさせるのでしょうか。

ここからは、歌が上手い人に共通すると言われている特徴を解説していきます!

正確なピッチとリズム感

まず、歌が上手い人は音感が凄く、楽器で言うとピアノのような正確さを持ち合わせています。

音程が合っている人はたくさんいますが、ピッチが正確な人は多くありません。実はひとつの音の中にもたくさんの音があり、例えば、ただの「ド」という音の中にも低く聞こえるドと高く聞こえるド、ちょうどいいドなど無限に存在しています。

音程は合っているのにピッチが低い、と言われる人は、同じドのなかでも低いドになってしまっているんだと思われます。

どんな時でも正確なド、正確な音を叩き出してくるのが、歌が上手い人のひとつの特徴です。

さらに、それと同じくらい重要なのがリズム感です。

どこかで、「歌が上手い人には2種類いる。音程が正確な人とリズムが正確な人。」なんてことを、筆者は聞いたことがあります。

また、今まで歌いづらくなかなかピッチも合わなかったという人が、リズムを改善したら全て解決した、ということもあるくらい、リズムというのは歌にとって重要なもの。

モーニング娘。などで知られているアイドル集団、ハロープロジェクトでも、16ビートというリズムの取り方を徹底しており、その歌唱力はアイドル界の中でもトップを争うレベルの高さです。

幅広い音域

歌が上手い人のすごいところとして、音域の広さが度々注目されていますよね。低い音から高い音まで、どれも安定して出せるのは、普通ではなかなかできないものです。

一般的な平均だと、普通の人は1オクターブ前後くらいの音域を出すことができます。

しかし歌が上手いと言われる人たちの音域は、2〜3オクターブ。

この音域を持っていることによって、どんな歌も歌いこなせているのです。

表現力豊かな声

歌が上手い人の特徴で絶対に外せないのが、表現力。

ただ歌うだけだと、それは誰にも伝わらない自己満足なものになります。歌が上手い人は歌詞の意味を理解し、それを歌声にしているのです。

曲のイメージに合わせて、柔らかく歌ったり硬く歌ったり、話すように歌ったり泣くように歌ったり、様々な表現ができるのも歌が上手い人の大きな特徴と言えるでしょう。

テクニックと練習の積み重ね

歌が上手い人は、様々なテクニックを使っています。

テクニックの代表的なものがこちら。

  • ビブラート
  • しゃくり
  • フォール
  • こぶし

これらは、カラオケの採点でも加点の対象となっていますよね!

この他にも、ファルセットやミックスボイス、ヘッドボイス、ロングトーンなんかもテクニックの類です。

誰でも練習すれば習得は可能ですが、一朝一夕でできるようなものではありません。テクニックは、フィギュアスケーターがやるジャンプやスピンのようなもの。

歌が上手い人は、それなりにきちんと練習をしているからこそ、使いたい時に自由自在にそのテクニックを使うことができるのです。

自信と舞台経験

どれだけポテンシャルが高くても、自信がなくては歌の上手さは発揮できません。

歌が上手い人のすごいところは、自信満々なところ。筆者は、恥ずかしがって自信なく歌っている人が一番下手に見えると思っています。

どんな場面でもキメる、メンタルの強さも歌の上手さに繋がっているのです。

ですが、歌が上手い人も最初からそうできていたわけではないかもしれません。
何事も場数を踏むというのはとても大切なこと。

たくさん人前で歌うことを経験することで、自信に繋がり、歌はどんどん進化していくのだと思います。

歌が上手くなるためには?すぐにできる練習方法

筆者は、歌は練習次第で誰でも上手くなると思っています。

ここから解説していくものをひとつひとつクリアしていくだけでも、歌のクオリティがかなり変わると思うので、ぜひ実践してみてください。

腹式呼吸

腹式呼吸は、人間が寝ているときに行っている呼吸で、通常時に行っている胸式呼吸より、空気を多く取り込めるという特徴があります。一定の空気量を安定して取り込むことで、呼吸のコントロールが格段にしやすくなるため、歌うときに欠かせないテクニックなのです。

よく「吸うときにお腹を膨らませる」という表現で教わることが多いですが、いまいちわからないという人も多いかと思います。そんな人は、まず寝転がって呼吸をしてみてください。人間は寝ているとき無意識に腹式呼吸になっているので、その時の呼吸の仕方をしっかりと意識すると、感覚が掴みやすいと思います。

感覚がつかめたら、立って実践してみてください。息を吸った時、おしりの上辺りから腰付近が膨らんでいたら、腹式呼吸がきちんとできているサインです!

発声練習

誰でも比較的簡単にできる手軽な発声練習としておすすめしたいのが、リップロール。やり方は簡単で、唇をプルプルと震わせるだけです。

カラオケの前に、好きな曲を一曲リップロールで歌うと、それだけでウォーミングアップになります。

うまくできないという方は、指を口角に当てて下から押し上げるようにした状態でやってみてください。

高音域の練習にもかなり有効なので、難しいなと感じる曲をリップロールでやってみるのもおすすめです。

リップロールはこちらの動画がとても参考になります!

@shira_sta 高い声がでるボイトレ #ためになるtiktok #tiktok教室 #おしら#しらスタ#ボイトレ#ボイストレーニング ♬ オリジナル楽曲 – しらスタ【歌唱力向上委員会】

発声練習にはいろいろなものがあるので、自分が何を伸ばしたいのかが明確になったら、YouTubeやTikTokなどで検索してみても良いと思います。

リズム感の向上

歌に絶対欠かせないのがリズム感。でも、リズムの練習って難しく感じますよね?

まずは手拍子で大丈夫なので、表拍と裏拍を意識して、1曲リズムに乗ってみてください。この時、基本的に表拍を強く、裏拍を弱くするのが上手くリズムを取るコツです。

これで、表拍と裏拍の強弱の差を知るだけでも、歌った時のリズム感はかなり変わると思います。

リズム練習はこちらの解説動画がとてもわかりやすかったので、是非参考にしてみてください!

@misakisensei_voice リズム感 爆上がるで! ボイトレしてる人全員やって!! リズムトレーニングです❣️ おろそかにしてないよね? リズムをテキトーにすると 表現力もなくなる 抑揚もない 歌いにくい 悪いことばっかよ😂😂 声を出すだけが ボイトレじゃない! ぜひやってね❣️ ーーーーーーーーーーーーー なんで私にはできないんだろう? どうして声が出ないんだろう? できない理由と 出来る方法があります。 ミュージカル俳優を目指すあなた 本気で声を変えたいあなたを 全力でサポートします! 伊藤美咲/ミュージカル専門ボイスコーチ @misakisensei_voice レッスンのお問い合わせは公式LINE、DMまで! ーーーーーーーーーーーーー #ボイトレ #オンラインボイトレ #オンラインボイストレーニング #ボイトレレッスン #ボイストレーニング #ミックスボイス #ベルティング #ミュージカル #ミュージカル女優 #ミュージカル俳優 #ミュージカル俳優になりたい #ミュージカル好きな人と繋がりたい #レミゼラブル #歌うまくなりたい #リズムトレーニング #美女と野獣 ♬ オリジナル楽曲 – 伊藤美咲@ミュージカル専門ボイスコーチ

音域を広げる

音域を広げることができれば、歌える曲のレパートリーもぐっと増えるので、日頃から少しづつ広げていけると良いです。

おすすめの練習法は、裏声で歌って練習すること。裏声を伸ばせば、音域は自然と広がります。

こちらの解説動画がとてもわかりやすかったので、是非参考にしてみてください!

@shira_sta #しらスタボイトレ道場 #ボイトレ #ボイストレーニング #おしら #しらスタ ♬ オリジナル楽曲 – しらスタ【歌唱力向上委員会】

完コピする

筆者が一番効果があると思っている練習方法が、完コピをすることです。

練習する曲を決めたら、まず歌うのではなく聞き込んでください。本家がどのような歌い方をしているか、どこでしゃくってどこでファルセットを使ってどう抑揚をつけているかなど、徹底的に完コピをするのです。

思うように歌えないことの方が多いはずなので、無茶な気がすると思いますが、これを行うことで、自分ができないテクニックが明確に分かるようになると思います。

ですが、それを知ってひとつずつクリアすることで、確実にレベルアップができるのです!

録音する

完コピと同じくらい取り入れて欲しいのが、録音。

ただ歌っているだけでは、自分がどんな歌い方をしているのかわからないものです。録音して聞いてみたら、思ってたのと全然違う!なんてことも多くあります。

歌って自己満足するのではなく、自分の歌声を客観的に聞いて、ブラッシュアップしていくことが大切です。

体験だけでも効果あり!プロのアドバイスを聞こう

歌が真剣に上手くなりたいと思っているなら、プロに教えてもらうのが一番です。

ボイトレなんて受けたことないし…と思うかも知れませんが、ボイストレーナーさんは意外と気さくな方が多いので、勇気をだして門を叩いてみてください。

ここからは、プロに学ぶことで何が得られるのか、そしてボイストレーナーはどう選ぶべきかを解説していきます!

プロから学ぶメリット

プロから学ぶことで得られるメリットはたくさんあるのですが、1番大きいのは自分のなにが良くないのかを分析してもらえるところだと思います。

自主練習ももちろん良いのですが、知識がないと、なにが良くなくてどこを変えればいいのかがわからず、迷子になりがちです。

ところが、プロは歌の専門家なので、その人がどんな発声の仕方をしていて、なにが欠点なのかを見抜いてくれます。喉に良くない発声をしていた場合は、喉に負担がかからない発声法を教えてくれますし、音程があっていなかったら、音程の取り方から教えてくれるでしょう。

ネット上にある発声法や練習法も確かに素晴らしいものが多いです。

しかし、それが全員に合うかと言われればそうではありません。

自分に足りないものを補って、得意を伸ばすためのトレーニングが必要なので、プロに分析してもらうのがとても大切。

一度体験するだけでも、格段に上達しますよ。

ボイストレーナーの選び方

お値段で選ぶ

まず、安さで選びたいのであれば、大手のボイトレ教室を調べてみましょう。

全国展開しているようなボイトレ教室であれば、自分の家の近くにもあるかもしれませんし、お値段もお手頃で、体験レッスンなんかも開催しているところが多いはず。

ただここで気をつけて欲しいのが、大手はボイストレーナーが毎回変わる可能性があるということです。

ひとつの教室にたくさんのボイストレーナーが在籍しています。生徒もその分たくさんいるので、ボイストレーナーを選べない可能性があるのです。

ですが、色んな意見を聞けるというメリットもあるので、大手のボイトレ教室も検討して損は無いかと思います。

先生の実績で選ぶ

プロを目指すんだ!というくらいの意気込みがある人は、個人で開講しているボイストレーナーに師事することをおすすめします。

個人だと生徒もそこまで多くないはずなので、密に接してくれる方が多いです。そして、しっかりとしたレッスンが受けられます。

個人で開講しているようなボイストレーナーは、自身が歌手活動の経験があったり、有名歌手のボイトレ講師をしていたり、何かしらの実績を持つ方が多くいらっしゃいます。

その分厳しいかもしれませんし、レッスン費も高いかもしれませんが、レッスンのクオリティはすごいはず。本気で取り組みたい方は個人レッスンも検討してみてください。

まとめ

今回は、歌が上手い人の特徴を中心に解説してきました。

歌が上手い人は、ただ歌っているだけではありません。きっとたくさん練習をしてきていますし、なにより歌うことが好きな人だと思います。

本記事を読んでくださった人も、歌が好きで歌が上手くなりたいと思っている人が多いのではないでしょうか?

歌は練習した分だけ上手くなると言われています。

ぜひたくさん練習を重ねて、歌うまの仲間入りを目指してください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次