“カラオケで歌うのがどうしても恥ずかしい…”
カラオケでの恥ずかしさについて、意外と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は、月3ペースでカラオケに通う筆者にも恥ずかしいと感じる瞬間があります。
付き合いで他人と行く、練習のために1人で行くなど、カラオケに行く理由は様々ですが、どの場面においても恥ずかしさはかなり邪魔です。しかも、メンタル面の問題が大きいため克服は難しいと思われがち。
ですが、恥ずかしさは感情の一つなので、その感情を生み出している何かしらの原因を突き止めれば、道が開けるかもしれません!
ということで、今回はカラオケが恥ずかしいと感じる理由やその克服方法、さらに、カラオケをもっと楽しむためのコツについて、徹底解説していきます!
芝居を始めて15年。俳優、声優、アイドル、イベントMC、ナレーター、と人前に出る仕事をほぼ一通り経験してきた女。「喉を壊したら死んだも同然」をスローガンとして掲げ、日々喉ケアに囚われている。現在もどこかで役者をしているらしい。
カラオケが恥ずかしいのはなぜ?
皆さんは、カラオケに行った時に何を考えていますか?
「上手く歌えないかも」「隣の人に聞こえていないかな」「どうやって過ごせばいいんだろう」などのネガティブな考えを持つ人もいれば、「よっしゃ楽しむぞ!」「今日はこの曲をマスターするぞ!」「ちょっとおやつを食べようかな!」などのポジティブな考えを持つ人もいると思います。
感情は、何かしらの要因があって生み出されるものです。“恥ずかしい”という気持ちも感情の一種なので、カラオケに対してどう思っているかが、恥ずかしいを生む要因になるのだと思います。
中でも、ネガティブな考えが恥ずかしいという感情に繋がっているのではないでしょうか。
カラオケが恥ずかしいと感じる原因3選

では、カラオケを恥ずかしいと感じる原因にはどんなものがあるのか、よくありがちな原因を3つ紹介していきます!
ただ、これがすべてではありません。人それぞれ違うとは思うので、紹介していくものを参考にしながら、自分の感情としっかり話し合って分析してみてください!
自分の歌に自信が無い
特に多い原因なのが、歌への自信のなさです。
音痴やリズム感のなさ、歌への苦手意識など、自分のスキルに不安があると歌に集中できず、恥ずかしいという感情が邪魔をしてきます。
歌手でもない限り、自分の歌に大きな自信を持っている人なんてそう多くはありません。歌への自信のなさは、ほとんどの人が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
他人からの注目・評価が気になる
他人が気になってしまうのも、かなり多い原因です。実は、筆者もこのタイプ。
誰かとカラオケに行く時に、「私の歌はどう思われているんだろう」と気になってしまう人は多いと思います。人数が多くなると自分が歌うときの注目も増えるので、人前に出ることが苦手な人は、特に恥ずかしいと感じてしまいますよね。
ちなみに筆者は、ひとりカラオケに行っても恥ずかしいと感じてしまうときがあります。
隣の部屋の楽しそうな声が壁越しに聞こえてきたとき、「こっちの声も聞こえているんじゃ…」と急に恥ずかしくなってしまうのです。ひとりカラオケによく行く人なら、共感してもらえるのではないでしょうか。
他人にどう思われているかを気にするということは、自分を客観視できるという良い点に似ているので、素晴らしいことでもあるのですが、カラオケの時には少し邪魔になってしまう感情だと思います。
カラオケに慣れていない
意外に思われるのが、カラオケという環境に慣れていない、という原因。
簡単に言うと、カラオケ初心者さんです。
誰でも、慣れていない場に行くのは緊張します。特に普段家で歌っている人は、カラオケのにぎやかな雰囲気にかなり驚くのではないでしょうか。
また行き慣れていないと、カラオケの機械や部屋の使い方、ドリンクバーや料金システムに対する不安などが気になり、そわそわしてしまうと思います。
筆者も、行ったことのないカラオケ店に行くときにはかなりそわそわしてしまいます。
その他にも、ひとりカラオケや家族とのカラオケには慣れているけど、友達や仕事仲間など、他人とのカラオケには慣れていない、というような、誰と行くかによる慣れの違いもあるのではないでしょうか。
原因別!カラオケの恥ずかしさを克服する秘訣
カラオケが恥ずかしい原因がなんとなくわかっても、それをどうすべきなのかが一番悩むところ。
ここからは、カラオケの恥ずかしさを克服するための秘訣を、原因別に詳しく解説していきます!
自分の歌に自信が無い場合
自分の歌に自信がない、スキルに不安があるという人は、とにかく練習をして自信をつけていきましょう。
「歌に自信をつけるなんて難しいんじゃ…」と思う人は多いと思います。ですが、歌は練習さえすれば誰でも上手くなるものなんです!
筆者は、歌を筋トレと同じように考えています。歌は全身の筋肉を使うものだからです。
筋トレをやればやるほど筋肉が成長するのと同じように、歌も練習を重ねれば、必要な筋肉が鍛えられて、どんどん成長していきます。
こちらの記事で、初心者でもできるボイトレメニューを紹介しています。歌に自信をつけたい人は、ぜひ読んで実践してみてください!

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他人からの注目・評価が気になる場合
筆者も悩んでいるこちらは、リラックス方法を見つけて集中力を高めることが、克服のカギになると思います。
人間は自分の力を発揮するときに、ある程度の高い集中力が必要です。
大事な試験の時、スポーツの大会の時などを想像してみてください。たくさん勉強をしてもいくら頭が良くても、試験で周りを気にしていたら問題は解けませんし、スポーツでは、高い集中力を持った選手が良い結果を出す傾向にあると思いませんか?
歌も同じで、周りを気にせずに没頭できてしまえば、恥ずかしさがなくなるのです。
とは言っても、緊張する場で集中するのは難しいと思います。
そこで必要になるのが、リラックスです。いかにリラックスできるかで、集中できるかどうかも変わってきます。
おすすめのリラックス方法
- ホットドリンクを飲む
- ドリンクバーにもよくある温かい飲み物を飲むことで、気持ちが落ち着きリラックス効果が期待できる
- 腹式呼吸をする
- 他の人が歌っている間などに腹式呼吸をしておくことで、自律神経が多く集まる横隔膜が動くことで、心身ともに安らぐ
- 舌回し
- 口を閉じ、舌を上下の歯の外側に沿って大きくぐるぐると回すことで、唾液の分泌が促され、副交感神経が優位になり、リラックスできる
人によって合うリラックス方法が異なるので、ぜひ自分に合ったリラックス法を見つけて、集中力を高めてみてください!
また、気にしすぎない、というマインドを持つのも一つの手ではあります。
意外と、人間は自分以外の人の事なんて気にしていないものです。
ただ周りの目が気になる人は、「そんなことを言われても気になるものは気になるんだ!」と思ってしまうんじゃないでしょうか。
なので、無理に思考を変えようとしなくてOKです。
少し余裕があるときに「みんな他人のことなんて気にしてないから大丈夫」と、自分に言い聞かせてあげましょう。そうすれば、ほんの少し気持ちが楽になるかもしれませんよ!
カラオケに慣れていない場合
カラオケという環境にまだ慣れていないな、と感じる人は、まずカラオケに行く機会を増やしましょう。
人間は変化を恐れる生き物なので、普段と違う環境に身を置くとストレスや不安を感じてしまいます。
そのため、自分がカラオケ初心者だと思う人は、カラオケを“よく行く場所”だと認識できるようになるまで、沢山通ってみてください。
最初は無理に他人と行く必要はありません。
ひとりで行くことに慣れてから、家族や友人など気を使わない間柄の人と行ってみて、さらに慣れてきたら、職場での集まりなど、他人も入ってくるような会に参加してみると良いでしょう。
無理のない範囲で、少しずつ慣れていくのが良いと思います。
初心者必見!カラオケを楽しむコツ

カラオケにあまり行かない人や、行ったことはあるけど苦手だという人は案外多いのではないでしょうか。
「カラオケ=歌う場所」と思われがちですが、歌う以外にも楽しみ方は沢山あります。
ここからは、カラオケにネガティブなイメージを持っている人でも絶対に楽しめるようになる、とっておきのコツを紹介していきます!
気の知れた友達と行ってみる
まずは、気を許せる友達と行くことです。
この場合、歌っても歌わなくても良いと筆者は思っています。
お互いをよく知る仲なのであれば、「恥ずかしいから歌うのは嫌だ」ということを素直に伝えてしまってもいいのではないでしょうか。
友達が楽しそうに歌っているのを聞くのも良いですし、一緒に楽しくおしゃべりするだけでも、素敵な時間になります。
その中で、もし「この人の前で歌ったら楽しいかも」と思えたのであれば、歌ってみてもいいんじゃないでしょうか。
ひとりで歌う勇気が出ないなら、一緒に歌ってもらうのもありですよ!
カラオケならではの楽しみを探してみる
カラオケには、歌う以外の楽しみも沢山あるのをご存じですか?
ここで、筆者が思うカラオケの楽しみ方をご紹介します!
- ドリンクバーで色んな飲み物を飲んでみる
- 美味しくて意外とコスパの良い、カラオケ飯をいただく
- アーティストのライブ映像で、ライブに参戦したかのような気分を味わう
- アーティストやアニメ作品、キャラクターとのコラボキャンペーンを楽しむ
- 楽器の練習に没頭する
意外にも沢山あると思いませんか?
このほかにも、筆者は作業が捗らないときなんかに利用したりもします。ドリンクバーがついているところがほとんどなので飲み物には困りませんし、個室なので意外と集中できたりもします。
筆者が思う楽しみ方は割と一般的ですが、もしかするともっと面白い楽しみ方があるかもしれません。
ぜひ、自分が思うカラオケならではの楽しみ方を探してみてください!
好きな曲を好きに歌う
ここまでは、歌わなくても楽しめるコツを紹介してきましたが、最後は、思いっきり歌うことについて紹介します。
どんな楽しみ方をしても結局はカラオケなので、一番楽しいと感じられるのは、やっぱり歌うことなのではないでしょうか。
カラオケは、人に披露するためのものではありませんし、常識さえわかっていれば歌い方にルールも存在しません。
好きに歌ってなんの問題もないのです。
色んな情報が出回るいまの世の中、周りのからの目は本当に気になるもの。筆者も、心の底から楽しんで歌えているかどうか正直分からないことが多々あります。
でも、お金を払って歌いに来ているので、せめて払った分は楽しまないと!と筆者は思っています。
流行りの曲でなくても、うろ覚えの曲でも構いません。自分が好きな曲を一曲でもいいので、自分の思うように歌ってみませんか?
好きな曲を歌い切った時の爽快感はやみつきなはず。意外と、カラオケにハマってしまうかもしれませんよ!
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カラオケで堂々と歌えるようになりたいなら

歌が上手い人を見て、自分も堂々と歌えるようになりたい!と憧れたことは誰にでもあるのではないでしょうか。
しかし、人前で歌うのは緊張や不安も大きく、恥ずかしいという感情でいっぱいになってしまいますよね!
そんな人におすすめする一番の克服方法が、ボイトレに通うことです。
「ボイトレはプロを目指す人が行くんでしょ?」と思われがちですが、近年は趣味として気軽に通っている人や、人前に出るための練習として通う人も増え、習い事としてのハードルも低くなり、かなり注目されています。
ここからは、ボイトレ教室に通うメリットや、ボイトレ教室の上手な選び方などを、詳しく解説していきます!
ボイトレに通うメリット
ボイトレ教室に通う一番のメリットは、分析してもらえるところです。
ボイトレ講師の方々は、カラオケが恥ずかしいと感じている人が、何が不安でそう思ってしまっていて、どこを改善すれば堂々と歌えるようになるのかを、一緒に考えて乗り越えてくれます。
自己分析も大切ですが、原因がはっきりしなかったり、原因が分かっても克服の方法が分からなくてつまづいてしまったり、なかなか上手くいくものではありません。
講師の方々は、沢山の生徒を見てきて、自分自身も沢山の経験をしてきた方々です。メンタル面の相談にも乗ってくれますし、自分のメンタル状況にあった練習のしかたも提案してくれるはず。
また、歌は自主練習が大切ですが、筆者は自主練習には落とし穴があると思っています。
それは、“人に聞いてもらえないこと”です。
いくら、自分ひとりで歌っているときに上手に歌えていたとしても、いざ誰かの前で歌うとなった時に、緊張や恥ずかしさで歌えなくなってしまったら意味がありません。
でも、ボイトレに通えば必然的に講師に歌を聞いてもらうことになります。つまり、レッスンの時間は人前で歌う練習にもなるのです。
教室によっては発表会なんかもあるので、自主練ではできない“人前で歌う場数を踏む”という経験ができるのも、ボイトレに通う大きなメリットと言えます。
ボイトレ教室の選び方
ここからは、実際にボイトレに通いたい!となった時に、何を基準として選べばいいのかを解説していきます。
ボイトレ教室と一言で言っても、システムも料金も様々で、何も知らない状態で探すのはかなり困難。
ひとつひとつ詳しく解説していくので、ぜひボイトレ教室選びの参考にしてみてください!
値段で選ぶ
習い事をするにあたって、一番気になるのは料金ではないでしょうか?
とりあえず値段で選びたい!という人は、大手のボイトレ教室を調べてみてください。
大手の教室はコスパが良いところが多く、趣味感覚で通っている人もたくさんいるので、気軽に楽しく通いたいという人にはかなりおすすめです。
特に、「とにかく恥ずかしさを克服したい」「プロを目指しているわけではないけど堂々と歌えるようになりたい」という人は、大手との相性が良いと思います。
ボイトレはマンツーマンのレッスンが一般的ですが、大手の教室では、グループレッスンを開講しているところもあります。グループレッスンは、他の生徒さんも参加しているので、人前で歌う練習にはもってこいなレッスンです。
さらに、発表会を設けている教室も多くあるので、人前で歌う経験をしっかりと積むことができます。
まずは楽しむところから慣れていきたい人、コスパ良く歌を学びたい人は、ぜひ大手の教室を検討してみてください!
目的で選ぶ
目的が趣味等ではなく、プロになることという人は、個人で開講している先生の教室や、芸能スクールなどに通うことをおすすめします。
まずは個人の教室について。
個人の教室は生徒がそこまで多くないため、密に接してくれる先生が多く、濃いレッスンが受けられる印象です。ひとりひとりの目指すところに合わせて、レッスン内容をカスタマイズしてくれるので、確実にレベルアップを狙えます。
また個人の先生のほとんどが、歌手活動の経験があったり、有名歌手のボイトレ講師をしていたり、何かしらのしっかりとした実績を持つ方々です。実績がある分信頼も厚く、仕事に繋がるような貴重なお話を聞けたりもするので、そこも良いポイントと言えるでしょう。
筆者が実際に通ったことのある個人レッスンの先生も、レッスンのことだけではなく、オーディションのことやSNSの伸ばし方、さらにはお仕事のサポートまで、何でも相談に乗ってくださる素敵な方でした。
次におすすめしたいのが、芸能スクール系の教室。
芸能スクールは、在籍中にデビューのチャンスがあったり、オーディションの情報をもらえたり、レッスンしながら確実に夢をつかみに行くことができます。
こういったところは周りのレベルがかなり高いので、ライバルと切磋琢磨しながら上を目指せるところが何よりのメリットです。設備もしっかりしているところが多いので、良い環境でレッスンが受けられるでしょう。
ただ、プロを目指すレベルの教室は、他より厳しく、少しレッスン費も高いかもしれません。
ですが、レッスンのクオリティもそれにふさわしいくらいに高く、どの先生も本気でぶつかってきてくれます。
本気で歌を学びたい人は、ぜひ実績ある先生や芸能スクールで学ぶことも、検討してみてください!
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まとめ

今回は、カラオケが恥ずかしい原因やその克服方法、そして、カラオケを楽しむ方法を解説してきました。
自分の殻を破って表現をするというのは、かなり難しいものです。
筆者も苦労した一人ですが、自分に合った方法で場数を踏めば、いずれ恥ずかしさがなくなる時がやって来ます。
どうか、自分にはできないなんて思わずに、自分を信じて、歌うことを楽しんでみてください!