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カラオケで安定感を高めるには?高得点が狙える!ブレない歌い方のコツ5選

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“カラオケで採点したら、「安定感」の評価がすごく悪かった…”“そもそも、カラオケの「安定感」ってどういう項目なの?”

カラオケで採点をしたことがある人なら、一度は目にするであろう「安定感」という項目。

そもそも安定感なんて人それぞれだし、機械の基準もわからないし、対策が難しいですよね。

さらに、よく「歌が上手い人とカラオケで点数を取れる人は別物だ」というのも耳にするので、上手い人を研究してもカラオケの点数には直結しなさそうな気がして、もうどうしたらいいのかわからないのが正直なところだと思います。

ということで今回は!カラオケで安定感を高めるにはどうしたらいいのか、そもそも安定感とは何なのかなどを、徹底的に解説していきます!

この記事を書いた人

芝居を始めて15年。俳優、声優、アイドル、イベントMC、ナレーター、と人前に出る仕事をほぼ一通り経験してきた女。「喉を壊したら死んだも同然」をスローガンとして掲げ、日々喉ケアに囚われている。現在もどこかで役者をしているらしい。

目次

メーカー別!カラオケでの安定感とは

カラオケで採点をしたとき、評価の項目に「安定感」や「安定性」といった項目があると思います。

そもそも人間が感じている歌の安定感は感覚的なもの。なので、基準があまりはっきりしていません。となると、機械であるカラオケは何を基準に安定感を認識しているのかが気になりますよね!

実は大まかな基準は似ていても、細かい基準はメーカーによって異なります。つまり、この違いをきちんと理解しておくことで、より高得点を狙うことも可能になるのです。

ということで、ここからは各メーカーの安定感の定義について解説していきます!

DAMの安定感の定義

DAMでは、「安定性」という名称で項目が設けられていて、公式サイトではこのように解説されています。

「安定性」とは、音程が不安定に震えてしまっていないか、まっすぐに安定して発声できているかを評価します。

(精密採点“キホンのキ!” ⑦「安定性」|カラオケDAM公式)

採点結果画面の安定性メーターでも、最低評価が「震えがち」最高評価が「まっすぐ」と記載されているようです。

筆者が「安定感」と聞いて一番に想像するのは「震えていないのびのびとした発声」なので、意外にもその感覚に似ている気がしました。もしかすると、DAMは人間の感覚にかなり近いのかもしれません。

DAMの公式YouTubeのこの動画では、カラオケ機の開発者さんが直々に解説をしてくれているので、とてもわかりやすいですよ!

JOYSOUNDの安定感の定義

JOYSOUNDでは、「安定感」という名称で項目が設けられていて、公式サイトではこのように解説されています。

Q.「安定感」はどうすれば評価されますか?
A.音程がブレずに安定感のある歌唱ができれば得点は上がります。

(分析採点|ヘルプページ|JOYSOUND.com)

JOYSOUNDはDAMとは少し違い、音程について「ブレずに」というニュアンスで記載されています。

「安定感のある歌唱ができれば…」という記載については、恐らくまっすぐとした震えのない発声のことを指しているのでしょう。

「震える」より「ブレる」という表現のほうが強いように筆者は考えているので、DAMはJOYSOUNDより音程のずれを厳しく評価しているのではないか、と感じました。

安定感アップ!ブレない歌い方のコツ5選

各メーカーの基準の解説で、ある程度「安定感」については理解できたかと思います。

それを踏まえたうえで、どうすればカラオケで評価される安定感のある歌になるのか、歌い方のコツを詳しく解説していきます!

曲をしっかり覚える

これは、安定感の項目以外でも言えることですが、まずはしっかりと曲を覚えることが何よりも大切になります。

気持ちは声に出てしまうもの。そのため、もし覚えていない状態で歌うと「合っているかどうか不安だな…」という、恐る恐る歌っている不安な声が全面に出てしまうのです。不安な声というのは、誰が聞いても不安定に聞こえるはずです。それは、カラオケの機械相手でも同じだと思います。

また、JOYSOUNDは音程の基準が厳しい印象となっているので、曲を覚えていないと正しい音程が取れず、安定感の評価が下がってしまいます。

曲の覚え方には色々あるかと思いますが、筆者がおすすめする曲の覚え方は完コピです。完コピができれば、安定感以外の採点項目でも良い評価がもらえるでしょう。

完コピをするときは、まずとことん聞き込んでください。本家がどんな歌い方をしているのか、どこでどんなテクニックをどんな風に使っているのか、どこにアクセントを置いてメリハリや抑揚を付けているのかなど、しっかりと分析することで、カラオケでの評価基準をほとんど網羅することができるかと思います!

さらに、曲を覚えることは自信にも繋がります。自信を持って堂々と歌うだけでも、歌の安定感はかなりアップしますよ!

息継ぎを疎かにしない

意外と見落としがちなのが、息継ぎです。

息を吸うという当たり前のことですが、息継ぎのやり方ひとつで、安定感はかなり変わります。

そもそも歌う時というのは、空気をたっぷり取り入れておかないと、音程や声の伸び、抑揚など、全てに悪い影響が出ます。YOASOBIの曲などをイメージするとわかりやすいですが、言葉が詰まった早い曲などは特に、息継ぎの位置をしっかり意識しないと息も絶え絶えになってしまい、声を出すだけで精一杯な不安定な歌声になってしまうのです。

なので、1つ前の覚えるところで紹介した完コピをする時に、息継ぎの場所もしっかりとチェックしておくようにして下さい。たまに、レコーディング時に息継ぎを消している場合があるので、明らかに息が足りなくなってしまう曲に直面した時は、本家のライブ映像を見て息継ぎの場所を確認することをおすすめします。

また、息継ぎの時の呼吸法も大切です。

ただ息継ぎをするだけでは、十分な量の空気を吸えないことがあるので、基本である腹式呼吸を意識しましょう。

歌の基本となる腹式呼吸を始め、音程やリズムの取り方など、初心者向けの練習のコツはこちらの記事で詳しく紹介しています!

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ビブラートを使う

実は、ビブラートも安定感の評価に大きく影響します。

簡単に言ってしまうと、カラオケは綺麗なロングトーンか綺麗なビブラートしか受け付けてくれません。

ロングトーンは、しっかりとした声量で声を伸ばすことを意識すればクリアできると思うのですが、厄介なのがビブラートです。ビブラートは上手くできれば加点になりますが、上手く出来なかった場合はただ不安定な声と認識されてしまうので、安定感の評価が下がってしまうのです。

いっそのことロングトーンに全振りしてしまうのもありなのかなと筆者は考えますが、この方法だとある程度の点までしか取れず、100点を目指すレベルの人には向いてません。

なので、安定感の評価がしっかり欲しいという場合は、綺麗なビブラートを習得しましょう。

ビブラートは、お腹にしっかりと力を入れた状態で、高い音と低い音を行ったり来たりする感覚で行ってみてください。最初はゆっくり、音を上下に揺らすところから始めて、そこからだんだん早めていくと、ビブラートっぽくなっていくと思います。

ビブラートのとてもわかりやすい練習方法は、こちらの動画がとても参考になるので、ぜひ見ながら実践してみてください!

@rin_musica_salon ビブラートできない!とお声が多いですね。 原因は、舌や喉に不要な力が入っていること。 腹圧で息を送り出すことが出来ないなどでしょう。 ビブラートと言っても様々な物があります。 組み合わせたら無限です。 歌で使えるビブラートを育てて下さいね! あなたのお役に立てますように。 あなたは高い声が出せなくて、 「原曲キーで歌ってみたい…」 「あと1音でも高い声が出せたら…」 と思っていませんか? 「地声と裏声が繋がらない」 と悩んでいらっしゃいませんか? 高い声も楽に出せたら、 好きな曲も「あなたが思うように」 歌えるようになる。 私の高音発声法には独自のメソッドがあります。 ▶高い声が楽に出る ▶高音域を伸ばす ▶高い声を使いこなす あなたも高音発声法を手に入れて下さい。 あなたの頑張りは、 あなたの素敵な未来に繋がっている。   あなたも限界を越えよう! **************** 『高音域を伸ばして、 使いこなせる歌い手育成』 🎙中島 鈴(RIN) ボイスボーカルトレーナー プロフィールは↓こちらから インスタグラム @rin_musica_salon 🎙Follow Me 📩質問はコメント欄へ **************** #高音発声 #発声練習 #発声 #ボイトレ #ボイストレーニング #ボーカルスクール #ボーカルレッスン #ボイストレーナー #ボーカルトレーナー ♬ オリジナル楽曲 – 中島鈴/RIN🎙高音域を伸ばす/ボイスボーカルトレーナー – 中島 鈴🎙高音特化ボイストレーナー

自分に合った曲を選ぶ

人はそれぞれ、自分に合った音域があり、得意な歌のジャンルも異なります。そのため、無理に自分の音域や声に合っていない曲で歌ってしまうと、喉に負担をかけることになって綺麗な発声が難しくなってしまい、結果、不安定な歌声になるので安定感の評価が下がってしまうのです。

なので、安定感を上げるためには、選曲もすごく重要になります。

選曲の時には、まず自分の音域を知るところから始めると良いでしょう。

音域の調べ方は色々ありますが、手っ取り早いのはピアノを使うやり方です。家にピアノが無い場合は、ピアノアプリなどを使っても構いません。

やり方はとても簡単。自分がどの音まで地声で出せるのか、どの音まで裏声で出せるのかを、1音1音声に出しながら確認していくだけです。

音域のチェックができたら、あとは自分が歌ってみたい曲の音域を調べて、自分の音域に合っているかどうかを検討してみてください。検索エンジンなどで「〇〇(曲名) 音域」と調べると、大体の曲の音域が出てくるはずです。

音域の調べ方はこの動画がすごく参考になると思います!ぜひ動画と一緒にやってみてください!

@shira_sta #音域チェック #裏声禁止 #しらスタボイトレ道場 #ボイトレ ♬ オリジナル楽曲 – しらスタ【歌唱力向上委員会】

初心者でも歌いやすい曲や、さらに詳しい選曲のコツをまとめた記事はこちら!

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マイクの持ち方に気をつける

あまり知られていないかもしれませんが、マイクの持ち方も安定感や採点の結果に大きく影響します。

カラオケにあるような歌専用のマイクというのは、マイクのてっぺんから綺麗に音が入ることを前提として作られています。そのため、持ち方や位置を間違えてしまうと、声を上手く拾ってくれなくなるのです。せっかく歌い方が良くなっても、マイクに声を拾ってもらえなければ意味がないですよね。

また、握る位置も重要になります。よく歌手の人で、マイクの丸い網状になっている、てっぺんの部分を手で覆っている人がいますが、あれは正直おすすめしません。ハウリングと呼ばれるキーンとした音が出てしまう原因になってしまうのです。

さらに、ガチガチに握りしめすぎてしまうと、肩周りに力が入ってしまい、いい声を出しづらくなる原因となる場合があるので、程よい力加減で持つように注意しましょう。

マイクの持ち方のポイントはこんな感じ。

  • マイクのてっぺんを、口の正面に持ってくる
  • 口とマイクの距離は指2本分からこぶし大くらい開ける
  • 網状の部分に手が当たらない位置で握る(下過ぎるのもよくありません)
  • 握りしめ過ぎないように注意する

マイクの持ち方は、この動画の解説がとてもわかりやすかったので、参考にしてみてください!

@shogolukky #ボイトレ #カラオケ #歌うま ♬ オリジナル楽曲 – 中矢将伍🍊

他にも、アイドルのマイクの持ち方を参考にするのもおすすめです。踊ったり動いたりしてもマイクの位置がブレないように意識されているので、しっかりと声が入るように計算された持ち方になっています。

安定感のある歌声を目指したいなら

カラオケで「安定感」を出すというのは色々な技術が必要なので、普段歌い慣れていない人にとっては少し難しいものです。

それでも、カラオケで高得点を取りたい!安定感のある歌声を手に入れたいという人は、プロのボイストレーニングに通うことをおすすめします。

ボイトレと聞くと「プロを目指してるわけじゃないしそこまで本気になる必要はないのでは?…」と思われるかと思いますが、別に歌手を目指していなくても、ボイトレ教室には気軽に通って問題ありません。

実際、カラオケでいい点を取るためだけに通っていたり、友達とのカラオケで堂々と歌えるようになりたいからという理由で通っている方も多くいます。

とは言っても、ボイトレは少しハードルが高いように感じる習い事。何が良いのか、どうやって教室を選んだらいいのかなど、詳しいことがわからなければ、通うための第一歩はなかなか踏み出しにくいと思います。

なのでここからは、ボイトレ教室に通うメリットや教室の選び方などを詳しく解説していきます!

ボイトレ教室に通うメリット

ボイトレ教室に通う一番のメリットは、自分のなにが良くないのかを分析してもらえるところだと思います。

自主練習ももちろん良いのですが、なかなか難しく、伸び悩んでいる人も多いのではないでしょうか。知識がないことで、なにが良くなくてどこを変えればいいのかがわからなくなりますよね。

ところが、ボイトレ教室にいる先生たちは歌の専門家なので、その人がどんな発声の仕方をしていてなにが欠点なのかを、的確に見抜いてくれます。初心者には、基礎的な発声法から音程の取り方、さらに家での練習方法まで詳しく教えてくれるはずです。

ネット上にある発声法や練習法も素晴らしいものが多いですが、正直それが全員に合うかと言われれば、そうではないと筆者は思っています。

どんなことでも、自分に足りないものを補って得意を伸ばすためのトレーニングは絶対に必要。自分では気づけていない部分を、プロに分析してもらうのはすごく大切なことなのです。

このメリットを体感してみたい人は、体験レッスンだけでも参加してみてはいかがでしょうか。習い事にネガティブな感情を持っている人でも、案外ガラッと印象が変わるかもしれませんよ!

ボイトレ教室の選び方

一番気になるのは、教室の選び方と料金ですよね!

ボイトレ教室、と一言で言ってもいろんな形があるので、システムや料金は様々。それぞれ特徴があったりもするので、一つ一つ解説していきます!

値段で選ぶ

まず、安さで選びたいのであれば、大手のボイトレ教室を調べてみることをおすすめします。

全国展開しているようなボイトレ教室であれば、自分の家の近くにもあるかもしれませんし、お値段もお手頃で、体験レッスンを開催しているところも多いです。

ただ、大手の教室はボイストレーナーが毎回変わったり、安いプランだと集団レッスンの可能性があるということに注意する必要があります。

大手には沢山の生徒とボイストレーナーが在籍しているため、自分が希望する先生を選べなかったり、他の何人かの生徒と一緒にレッスンを受けるプランを選ぶことになる可能性があるのです。そのため、マンツーマンで内容の濃いレッスンを受けたいという人には、あまり向いていないかもしれません。

ですが、色んな先生の意見を聞けたり、他の生徒の歌声を聞いて勉強できるというのはかなり良いポイントと言えます。

また、大手は気軽に通えるというのも大きなメリットです。値段がそこまで高くない分、趣味で通っている人や、なんとなく歌が上手くなりたいというような人も多く在籍しています。

なので、「初めてだし、とりあえず趣味感覚で始めてみたい!」という人にとっては、大手は通いやすいはずなのでおすすめです。

先生や教室の実績で選ぶ

プロの歌手を目指すんだ!というくらいの意気込みがある人は、個人で開講しているボイストレーナーに師事することをおすすめします。

個人の教室だと生徒もそこまで多くないはずなので、密に接してくれる先生が多く、レッスンの内容も、一人一人の目指すところに合わせてしっかりと行ってくれるので、内容の濃いレッスンが受けられるはずです。また個人の先生は、自身が歌手活動の経験があったり有名歌手のボイトレ講師をしていたり、何かしらの実績を持つ先生が多いので、信頼が厚く、そこも良いポイントと言えるでしょう。

その他にも、有名なアーティストを輩出した芸能スクールのような、実績ある教室を選ぶというのもひとつの手です。こういったところは周りのレベルがかなり高いので、切磋琢磨しながら上を目指せるのが良いところだと思います。

プロを目指すレベルの教室は、他より厳しいかもしれませんしレッスン費も高いかもしれません。ですが、レッスンのクオリティも確実に高いです。本気で取り組みたい方は、このような実績ある先生や教室も、ぜひ検討してみてください。

まとめ

「安定感」は、言葉は一つでもいろんな要素が集まって構成されている、難しい項目です。

しかし、難しいとは言ってもトレーニング次第で誰でも安定感のアップは狙えます。安定感が上がればカラオケの点数もぐんと伸びるはずなので、カラオケが上手くなりたい人は、まず安定感を重視して練習を始めてみるのも良いかもしれません。

また冒頭でも解説しましたが、カラオケ機はメーカーによって採点の基準がかなり違うので、いろんなメーカーのもので歌ってみるのも面白いと思います。それぞれ違った評価が得られるので、カラオケがさらに楽しくなるかもしれませんよ!

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