“ボイトレはどのくらいの頻度でやったらいいんだろう…?”
歌を練習している人なら、一度は悩んだことがあると思います。
カラオケで歌いすぎたら声が枯れた、ということがあるように、ボイトレをやりすぎることで喉に影響が出るんじゃないか、と不安になったりしますよね。
ということで今回は!ボイトレは毎日やるとどうなるのか、ボイトレを習慣化させるコツにはどんなものがあるのか、さらに継続しやすく簡単なボイトレメニューの紹介など、詳しく解説していきます!
芝居を始めて15年。俳優、声優、アイドル、イベントMC、ナレーター、と人前に出る仕事をほぼ一通り経験してきた女。「喉を壊したら死んだも同然」をスローガンとして掲げ、日々喉ケアに囚われている。現在もどこかで役者をしているらしい。
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(引用元:NAYUTAS)
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ボイトレを毎日やるとどうなる?
結論、ボイトレは正しい方法で毎日やることにより、歌唱力アップに繋がります!
声は、身体中の筋肉を使って出します。筋トレをすると筋肉が成長するのと同じように、ボイトレで歌声を作るための筋肉を強化すれば、歌唱力がどんどん上がっていくのです。
また、歌はストレス発散や自律神経を整える効果があります。毎日取り入れることでストレス軽減に繋がり、日々の生活が豊かに感じられるようになるでしょう。
やりすぎ注意!最適な練習時間とは?
毎日やると良いとは言うものの、やりすぎは良くありません。
ここからは、ボイトレをやりすぎるとどうなってしまうのか、そして、最適な練習時間について解説していきます!
ボイトレはやりすぎNG
激しい運動をして筋肉痛になったことはありませんか?
先程、声は筋肉を使って出していることを解説しましたが、運動後に筋肉痛が起きるように、喉も使いすぎると疲れてしまいます。
喉を使いすぎてしまうと次のような症状が出てきます。
- 声が枯れる
- 喉が痛くなる
- 思うように声が出なくなる
この他にも、無理な発声を続けてしまった場合、ポリープや結節になる可能性があり、酷くなると手術が必要になってしまう場合も。
上手くなるためにたくさん練習したいと思うのは素晴らしいことですが、綺麗な声で歌い続けるためにも、やりすぎないように注意しましょう。
ボイトレの最適な練習時間
毎日やった方がいいがやりすぎは良くない、となるとどのくらいが最適な練習時間なのでしょうか。
結論ですが、人によって変わります。
自分の喉に無理をさせずに集中力が続く間が、最適な練習時間です。
一般的に、ボイトレ教室でのレッスンが30分~1時間程度が多いので、そのくらいを目安にすると良いでしょう。
ただ、人によって喉の発達具合やレベルも違うので、初心者はまず30分くらいから始めると良いと思います!
また、筆者が重要だと思うのが、集中してできるかどうかです。だらだらと1時間続けるより、集中してやる15分の方が効果はあると思います。
なので、自分の喉に無理をさせずに集中力が続く間、がどのくらいなのかを探りながら始めてみるのがおすすめです!
ボイトレを習慣化させる秘訣
ここまで、ボイトレはやりすぎが良くないこと、人によって最適な練習時間が変わることを解説してきました。
その上でさらに大切なのが、習慣化して継続させることです。
とはいっても、習慣化はかなり困難なもの。ダイエットや筋トレも、なかなか日々のルーティンに組み込むのが難しいですよね。
ということで、ここからはボイトレを習慣化させるための秘訣を、紹介していきます!
目標を決める
習慣化のためにまずおすすめしたいのが、目標を持つことです。
歌を練習したい、ボイトレをしたいと思っている人は、既に何かしらの目標を持っている人が多いのでなないでしょうか。
目標はモチベーションに繋がります。モチベーションが上がれば、そのために頑張ろう!とやる気も湧いてくるはずです。
どんな些細なものでもいいので、まずは目標を設定してみましょう!
スキマ時間を使う
筆者がもっともおすすめするのが、スキマ時間を使うことです。
ガッツリまとまった時間なんて取れないという人は、30分を小分けにしてしまっても良いと思います。
例えば、高音を出す感覚が掴みやすくなる鼻歌(ハミング)をお風呂の中でやってみたり、ストレッチをしながら唇をプルプルと震わせるリップロールをやってみたり、歩きながら喉仏を下げる練習をしてみたり。
喉の筋肉を衰えさせないことが大切なので、いかに継続してできるかが重要になります。
時間が取れないからやらない、ではなく、スキマ時間を使って少しでも声を出しておけば、効率的にボイトレが続けられますよ!
無理をしない
1番の継続の秘訣は無理をしないこと!
やる気を持って始めるのは良いですが、「頑張って毎日2時間やるぞ!」というような、無理をしてしまうのはよくありません。
自分にとっての無理ないペースを保たなければ、絶対に続かないものです。
喉にもよくありませんし、続かなくなってしまった時に「どうして自分は継続すらできないんだ…」と精神的にも追い詰められてしまい、悪循環が生まれます。
なによりも、自分のペースでやることを最優先にしてください。
大事なのは、1日何時間できるかではなく、何日継続できるかです!
初心者でもできる!簡単ボイトレメニュー
ボイトレといっても、難しいメニューを毎日こなす必要は全くありません。
大事なのは継続できるかどうか。
ここからは、初心者にも簡単でスキマ時間にもできる、習慣化させるのにおすすめなボイトレメニューを解説していきます!
ストレッチ
喉に関係ないと思われがちですが、全身のストレッチはとても重要です。
ボイトレ前にストレッチをすると、体がほぐれ、緊張やストレスの軽減に効果があります。
歌う時、余計な力が入っていると声が出しづらくなってしまうので、ぜひボイトレ前に実践してみてください。
特にしっかり行って欲しいのが、背中や肩甲骨、肋骨周りです。
とある声優さんが、「歌う前に肩甲骨を回して動かしておくと、声が出やすくなる」と仰っていました。
上半身は、呼吸をする時によく動く部分なので、緊張を解いておくと歌いやすくなりますよ!
腹式呼吸
声を出す時、歌う時の基本となるのが、腹式呼吸です。
普段、人間が行っている胸式呼吸よりも空気を多く取り込むことができる呼吸法なので、声量や音程をコントロールしやすくなります。
腹式呼吸については、こちらの動画の解説がとてもわかりやすかったので、ぜひ参考にしてみてください。
@shogolukky 腹式呼吸を完全マスターをしましょう!#ボイトレ#カラオケ#歌うま#愛媛県#松山市 ♬ オリジナル楽曲 – 中矢将伍🍊
他にも、腹式呼吸のコツの掴み方として、こちら動画で解説されている”ドッグブレス”というのがすごく参考になります。横隔膜の動かし方が身につきますよ!ぜひ実践してみてください!
@rin_voitore 脱喋り歌!【腹式呼吸で歌う方法!】 歌声パーソナル診断、 オンラインレッスンやっています! 詳細はプロフィールからご確認ください! #ボイトレ #ボイストレーナー #ボイストレーニング #カラオケ#高音 #fyp#おすすめ #シンガーソングライター ♬ オリジナル楽曲 – 有咲りん【ボイトレ🎤】 – rin_voitore
リップロール
手軽で簡単にできて、効果絶大なのがリップロール。やり方は簡単で、唇をプルプルと震わせるだけです。
好きな曲を一曲、リップロールで歌うだけでも、しっかりとしたウォーミングアップになります。
リップロールをしている時は、喉に余計な力が入らないため、歌う時に喉を締めてしまうという人には、特におすすめしたいトレーニングメニューです。
声量のコントロールをする練習にもなるので、かなり万能なエクササイズと言えるでしょう。
うまくできないという方は、指を口角や頬辺りに当て、下から押し上げるようにした状態でやってみてください。
高音域の練習にもかなり有効なので、難しいなと感じる曲をリップロールで練習するのもおすすめです。
リップロールについてはこの動画がとてもわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください!
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本家のモノマネ
ウォーミングアップが終わり、「さぁ!曲の練習をするぞ!」という段階にきたらぜひやって欲しいのが、本家のモノマネ、完コピです。
練習する曲を決めたら、いきなり歌うのではなく、まずはとことん聞き込んでください。本家がどのような歌い方をしているか、どこでしゃくってどこでファルセットを使ってどこでビブラートをかけてどう抑揚をつけているかなど、徹底的に分析をしましょう。
じっくり聞いてみると、曲の構成というのはかなり複雑なことが判明すると思います。頭で理解できても、最初は技術が追いつかず、思うように歌えないことの方が多いはずです。
一見、無茶なトレーニングのような気がすると思いますが、これを行うことで、自分ができないところが明確に分かるようになります。
自己分析をしながら曲を練習できるのが、本家のモノマネから得られる最大のメリットです。
自分に足りないところを知っていき、ひとつずつクリアすることで、確実にレベルアップできるようになります!
声を出さずにできる!喉仏トレーニング
いつどこでもできる最強のトレーニングが、喉仏を下げるトレーニングです。
歌う時の喉仏の位置はとても重要で、喉仏の位置によって声の印象が軽くなったり太くなったりします。
基本的に喉仏は上がりやすいものなので、トレーニングをして習得していきたいのが、喉仏を下げる技術です。
喉仏を下げることによって喉が開き、深みのある太くてしっかりとした声を出すことができるようになります。習得できれば、高音域も出しやすくなるでしょう。
喉仏を下げる感覚で一番わかりやすいのは、飲み込む時の動きです。飲み込む動作をすると、喉仏は自然に下の方に移動しているはず。この時の口の中や舌の感覚を覚えるのが、手っ取り早いかと思います。
他にも、舌の奥の方をぐっと下げる意識をするのも、喉仏を下げる感覚が掴みやすくなるのでおすすめです!
もっと上手くなりたいなら!プロに学ぼう!
歌が上手くなりたいなら、自主トレは絶対に毎日やるべき。そして、自主トレに加えて取り入れて欲しいのが、ボイトレ教室に通ってプロに教えてもらうことです。
ここからはボイトレ教室に通うメリットや、教室選び方についてなどを詳しく解説していきます!
ボイトレ教室に通うメリット
ボイトレ教室に通う一番のメリットは、自分の歌声を分析してもらえるところです。
自主練習も良いですが、いざやってみるとなかなか難しいもの。独学で学べる知識にはどうしても限界があります。そのため、なにか壁にぶつかった時に、なにが良くなくてどこを変えればいいのかがわからない、と悩んでしまう人は多くいるのではないでしょうか。
ところが、ボイトレ教室にいる先生たちは歌の専門家なので、その人の歌の善し悪しをしっかりと見抜いてくれます。初心者には、基本からわかりやすく丁寧に教えてくれるでしょう。
先程紹介したボイトレメニューや、ネット上にある練習法も、もちろん素晴らしいものが多いです。しかし、それが全員に合うかと言われれば、そうではないと筆者は考えています。
クオリティを上げるために、自分の歌を客観視することはすごく大事なこと。でも、自分で自分の歌を分析するのはかなり困難です。
迷った時は、プロに聞いてもらって分析してもらうのが一番だと思います。
ボイトレ教室を選ぶ時のコツ
一番気になるのは、お金のことではないでしょうか。教室の選び方はなかなか難しく、頭を抱えてしまいますよね。
ボイトレ教室、と一言で言ってもいろんな形があり、そのシステムや料金は様々です。それぞれ特徴も違うので、一つ一つ解説していきます!
値段で選ぶ
まず、安さで選びたいのであれば、大手のボイトレ教室を調べてみましょう。
全国に展開しているような大きなボイトレ教室であれば、通いやすい立地にあることが多く、お値段も割とリーズナブル。さらに、体験レッスンを開催しているところも多くあります。
ただ、大手の教室には沢山の生徒とボイストレーナーが在籍しているため、ボイストレーナーが毎回変わったり、安いプランだと集団レッスンの可能性があるので注意が必要です。
マンツーマンでしっかりとレッスンを受けたいという人には、大手はあまり向いていないかもしれません。
ですが、色んな先生の意見を聞けたり、他の生徒の歌を聞いて勉強できるという点で見ると、かなりおすすめです。
また、大手は気軽に通えるというのも大きなメリット。
値段がそこまで高くない分、趣味で通っている人や、なんとなく歌が上手くなりたいというような軽い気持ちで通っている人も多く、ハードルがそこまで高くありません。
なので、ボイトレに通うのが初めて、気軽に通えるところがいい、という人には、大手はとってもおすすめです!
先生や教室の実績で選ぶ
本気で上手くなりたい、と思っている人は、個人で開講しているボイストレーナーに師事することをおすすめします。
個人の教室は、生徒がそこまで多くないため、密に接してくれる先生が多い印象です。レッスンの内容も、目指すところに合わせてカスタマイズしてくれるので、充実したレッスンが受けられるかと思います。
またほとんどの個人の先生が、歌手活動の経験があったり、有名歌手のボイトレ講師をしていたり、何かしらのしっかりとした実績を持つ方々です。実績がある分信頼が厚く、仕事に繋がるようなお話を聞けたりもするので、そこも良いポイントと言えるでしょう。
筆者が実際に通ったことのある個人レッスンの先生も、レッスンのことだけではなく、オーディションのことやSNSの伸ばし方まで、何でも親切に相談に乗ってくださる素敵な方でした。
個人レッスン以外にも、有名アーティストを輩出した芸能スクール等、実績のある教室を選ぶという選択肢もあります。
こういったところは周りのレベルがかなり高いので、ライバルと切磋琢磨しながら上を目指せるところが何よりのメリット。設備もしっかりしているところが多いので、とても良い環境でレッスンが受けられるでしょう。
プロを目指すレベルの教室は、他より厳しく、少しレッスン費も高いかもしれません。ですが、レッスンのクオリティもそれにふさわしいくらいに高く、先生も本気でぶつかってきてくれます。本気で歌を学びたい人は、実績ある先生や芸能スクールで学ぶことも、ぜひ検討してみてください。
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まとめ
今回は、ボイトレを毎日するメリットや注意点、継続のコツを紹介しました。
筋トレやダイエットが、継続をしないと成果が得られないのと同じように、ボイトレも、毎日行って鍛えていくことが必要です。
筋肉は、成長させるのには時間がかかりますが、衰えるのはほんの一瞬です。
歌の上達は、どれだけ継続して続けられるかがカギとなります。
ぜひ自分のペースで、どんどん歌のクオリティを上げていってください!